壊れないお墓の作り方|墓石の匠がつくるお墓 ジェイネットサービス

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壊れないお墓の作り方

技術的な情報を集めています。ご参考にしてください。
墓地工事には建築基準がありません。つまり、工事内容の約束なしでお墓が出来上がってしまえば、工事完了となります。すぐに問題は表面化しないでしょうが、数年たってからや天災時には業者によって大きく差が出てきます。
※住宅では聞いた事がある話ではないでしょうか?お墓も一緒です。
※当社は震災時にも影響の少ない工法で施工しています。


基礎施工の技術

基礎は、簡単に言うと墓石の載る台です。
一坪(180cm×180cm)の墓地で、2t~3tの墓石になるので、基礎を、しっかり作らないと年を追う毎に不具合の原因になります。当たり前ですが、台(基礎)が悪い施工は、どんなに墓石がちゃんと据え付けてあっても、傾いてしまったり、最悪の場合建て直しになってしまいます。基礎の説明が少ない業者は気をつける必要があります。※会社の規模は関係ありません。

地盤を別に考えると、基礎の厚さ・鉄筋・コンクリート強度がポイントになります。


以下は木造住宅(3階建て)の基礎建築基準である平12建告第1347号の記述を参考にすると

  • 目安の基礎の厚さは、墓石の重さにより変わりますが少なくと15cm以上
  • 鉄筋は、細い網になってるメッシュではなくて、10mm以上の太さの鉄筋を網目(30cm間隔以下)に組むのが望ましいです。
  • コンクリートはJIS強度証明付きのコンクリートを使用
    ※砂利・砂・コンクリートを1から混ぜると、配合料が変わる事で強度に影響します。

以上は普通の石材店にとってハードルが高い内容ではありません。
大きな墓石の重いお墓や悪い地盤によっては、これ以上の工夫が必要です。

基礎が異常に薄かったり、鉄筋が入っていないで施工する業者を、見かける事があります。どこが作っているかを探ってみると、一般に知られている大会社だったりします。つまり業者の大小は関係ないので気をつけてください。


墓石施工の技術

まだ新しいお墓なのに何年かで目地割れや、建て直しになっている方を見かけます。多くは、セメント施工が原因です。

セメントで勘違いされているのは、セメントに接着力があると言う事。
実は、セメントは固まるだけです。接着力はゼロで全くありません。

つまり、セメント施工は石材同士の設置面を荒らして(傷をつけて)セメントで石材同士を引っ掻ける技術であると理解して下さい。
※このことは石材店ですら理解していない事があります。

墓石を倒して回る事件が、たまに新聞に載っています。ひどい事件ですが、人が押しただけで倒れるのは問題がないのでしょうか?つまり、押しただけで倒れる墓石が多いという事です。今の石材は中国輸入です。ばっちり磨いてあり、石材同士の設置面を荒らして無いケースが多く、セメントでは、単に設置面の隙間を埋めているにすぎません。
磨いている石材同士では、コンクリートは接着力がないので簡単に外れてしまうのは当然です。

信頼性が高いのは、耐震接着剤です。(数十年耐えるものもあります)
これは、磨いてある同士の方が接着します。強度は石塔の一番上の竿をクレーンで吊ると、墓石全体が持ち上がってしまう程の接着力があります。出来れば、2種類以上の性格の違う接着剤を使用するなどで信頼性が向上します。

あとは、施工業者が信頼性の高い種類の接着剤を使用するかにかかっています。当社の使用していない耐震接着剤で、墓石が外れてしまっているケースもありました。
※施工法としては3mm~5mm石材同士の隙間をあけて接着しないと強度が出ないという事もあり細かい点で知識がある石材店を選びましょう。

場合によっては、強度が必要な部分はステンレスの耐震金具を使用するなどで強化すれば更に良いでしょう。出来れば、施工する業者が、セメントか接着剤で施工しているかを調べると良いと思います。
施工内容をお客様に確認して、工事内容すべて写真で提出してくれる業者ならば、しっかり接着剤や耐震金具を使用している事が確認できます。

◆注意点は、現在すべてセメント施工している業者は??です。接着剤施工でも目地をするコーキングは、10年ほどしか持たないとメーカーが発表しています。しかし、この事実は石材店は触れませんし説明もしてくれません。初期の目地を保つためには、10年毎に目地補修する必要があります。

インターネット上に多くある保証期間10年以上を保証している業者はこういった補修の内容まで保証をしていれば素晴らしいのですが、私の知っている限り目地の保証をしている業者はありません。


地盤改良

地盤の悪い所への対策については、各社色々です。基礎を厚くすれば良いという業者もいれば、コンクリートパイルを打つ業者もいます。
基本的には地盤が悪い所にコンクリートを厚くしても重くなるだけで傾きを防ぐ事は出来ません。これは、業者の話や持っている技術をお客様が判断するしかありません。

情報内容をすべてチェックするのは大変ですが、建築基準の無い世界なので、出来るだけ多くの点をチェックする事が望ましいです。

>国内特許取得の施工技術D-BOXについてはこちら


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